院長の群発経験談

プロフィールでも少し触れましたが、群発頭痛で苦しんだ過去をご紹介します。
別名「自殺頭痛」とも呼ばれ、海外では比較的銃が簡単に手に入るので、頭を撃ち抜いてしまう人もいるとか。。。。
まだあまり世に知られていない群発頭痛の紹介と現在群発頭痛で苦しんでいる方に、群発頭痛を発症させない、出ても痛みを軽減させる、群発期間を短くすることができる手段もあるということ知ってもらいたいので、このブログが参考になれば幸いです。
私の経験をなるべく詳しく書きたいと思いますが、群発頭痛は個人差がかなりあるので、薬の使い方や効果、副作用は参考程度にしてください。処方してもらった場合は必ず医師の指示に従ってください。
これまで群発期を15回近く経験してきました。ほぼ年に1回は出現(まれに1年半~2年周期)。季節の変わり目や仕事で忙しくて深夜まで無理をすることが続いたときに発症してました。
今では出なくなってから5年が経過しており、あの恐怖から逃れられています。
初めての群発頭痛
初めての発症は23歳、社会人1年目です。覚えることがたくさんありストレスも溜まり、明け方近くまで働く生活が続いていたの一段落した頃でした。
バタバタとした忙しさが終わり、通常業務中に突然痛みが襲ってきました。会社の先輩に頭が痛くてやばいと相談したところ、「二日酔い?俺もなんだよ。昼には治るだろ」と一蹴され、30分ほど我慢したら痛みが消えていき、その後はけろっとして仕事を続けられました。
しかし、1日中ではありませんが何日も続くことから一度病院で診てもらった方がいいのではないか?と会社の人にも勧められ、精密検査をしましたが脳に異常はありませんでした。
2週間ほど経ったらあの痛みが出ることもなくなり、調子が悪かったんだなぐらいで放置してました。
その頃はまだ耐えられる痛みで期間も比較的短かったからあまり気にしてなかったんですね。
しかしそれから1年経つとまた同じ時期に激しい頭痛が出るようになりました。
出たら市販の頭痛薬を飲んでいましたが、30分ほどで治るので効いていると思ってましたが、今思えば群発頭痛に一般の市販薬は効かないと言われているので、無駄に飲んでいました。
あまりの激痛に仕事にも支障が出るようになり、インターネットで探し偶然突き止めました。
■症状
・目の奥の激痛
・鼻水が出る
・涙が出る
・決まった時期(群発期)に1〜2ヶ月しか出ない
・頭痛の出る時間が大体決まってる
・アルコールを飲むと100%頭痛が出る
そのとき読んだ上記の条件が完全に当てはまり、納得しました。
しかし原因不明で対症療法しかないこともわかりました。
痛みがMaxレベルに達すると「殺してくれ!」と思わずにはいられない、あの痛みは拷問です。
「なんで俺が!」「誰かに脳をいじられてる?」「宇宙人からのテレパシーかも?理解できないからやめてくれ!」や神頼みなど、発症中は色々なことを考えます。
私の場合は、夜の寝てから1、2時間後に出ることが多く、対処療法のタイミングを逃す場合があり、痛みがMaxレベルまで達してしまい困っていました。満足に寝れないので、生活リズムも狂っていきます。
群発頭痛が終わりかけると眠くなり、意識を失うように眠り、ものすごいイビキをかいていたみたいです。
そんなとき頭痛外来というのがあるのを見つけて通い始めました。
頭痛外来
■通い始めの頃の頭痛外来での治療
・予防薬 ワソラン
・頓服薬 アマージ イミグラン点鼻 イミグラン皮下注
当初、予防薬のワソランは効き目があり、群発頭痛が出ても飲み始めて1週間も経つと効いてきて群発頭痛を抑えられていました。代償としてひどい便秘にはなりましたが。5日ぐらい出なくてこれはこれでかなり苦しいです。
アマージは発症してから飲んでも約30分で終わる私の発症中には効果はなく、アマージの使用シーンとしては、就寝前に服用するということをしていました。夜寝てからほぼ確実に発症していたということもあり、効果持続時間が長いこともあり選択していましたが、就寝中の発症は9割以上止められなかったので服用をやめました。
次に群発頭痛が出てしまった場合はイミグラン点鼻を使っていました。
群発頭痛が来ると思ったらすぐに使わないと効果は半減すること、うまくいっても効き目がイマイチということもあり、こちらも私には向いていませんでした。
そこでイミグラン皮下注というのが効果てきめんと医者から紹介され、早速処方してもらい、その夜に使用したら15分ほどで治り、痛みレベルMaxまでいかないのですごく助かりました。タイミングが合えば5分程度で消える場合もありました。
自分で打てる注射なので、スターターキットを購入する必要があります。私は最終的にはキットを3個持っていました。お出かけ用、仕事場、家のベッドといつでも急な対応ができるようにしていました。
イミグラン皮下注病院にも行く必要がなく処方できる限界の数だけ処方してもらっていました。
ああ、これがあれば生きていけると救われた気分でした。逆になくては生きていく自信もなかったです。
一回の注射の値段は1000円ほどと薬としては少々値が張ります。
注射はまあまあ痛く二の腕か太ももに打つのですが、あのレベルMaxの痛みを回避できるならと頻繁に使っていました。
しかし問題は1ヶ月に10個までなので1日に複数回出ていたら10日も持ちません。処方されないのであれば我慢するしかありませんでした。
依存状態
イミグラン皮下注は確かに効果がありました。
ただ、その反面「これがないと無理」という状態になっていきました。
常に持ち歩き、寝る前にも準備し、いつでも打てる状態を作る。外出先でも、仕事中でも、常に意識はそこにありました。
発作が来たらすぐ打つ。その繰り返しです。
薬で抑えられる安心感はありましたが、「根本的には何も変わっていない」という感覚もありました。
痛みを和らげる方法を探す
予防薬のワソランが効いていたのは初めての処方から2回目までで、3回目にはもう予防薬として使えなくなっていきました。
予防薬が効かなくなってからは何か痛みを和らげる方法はないものかと色々と探しました。
■発症した際の対処法
・こめかみ、後頭部を冷やす
・ツボ押し
・ベンザ鼻炎スプレー
■群発期間中に避けていたこと
・お酒
・風呂(代わりにシャワー)
・夜ふかし
・激しいスポーツ
・飛行機に乗る
・高い山に登らない(元々しない)
タバコは吸っていましたが、やめた方がいいようです。
入院
症状がより一層強くなってきた群発期十数回目あたりには、イミグラン皮下注を1日に6回使用した日に大きめの大学病院で診察していただき、このまま頻繁に使い続けると脳梗塞の危険があるということで、酸素療法を提案され一時入院して試してみることになりました。
群発頭痛は外来での治療が基本ですが、あまりにも頻度が多く、日常生活に支障が出ていたためです。夜もほとんど眠れず、体力的にも限界に近い状態でした。
入院中は酸素吸入を行いました。群発頭痛に対しては酸素療法が有効とされており、発作時に即座に高濃度の酸素(酸素(>90%酸素)の15分間の吸入(フェイスマスク側管より7L/分))を吸うことで痛みを軽減させる方法です。
実際に試してみると、イミグラン皮下注ほどの即効性は感じず私には合わず、ただひたすら我慢する入院生活でした。イミグラン皮下注は1日2回までとされ、3回目以降はただただ我慢でした。
また、入院中も予防薬の調整が行われましたが、私の場合はすでにワソランの効果が弱くなってきていたため、劇的な変化はありませんでした。追加で飲んでいたのはミグシスでした。
四苦八苦しているうちにこの期の群発頭痛は入院後10日ほどで落ち着きました。
結局、「これで完全に抑えられる」という決定打はなく、発作が来たら対処するという状態は変わりませんでした。
群発期の悪化
群発頭痛は回数を重ねるごとに悪化していきました。発作の回数も増え、1日に複数回出ることも群発期の初期からありました。
初期は30分程度で収まっていたものが、徐々に持続時間が長くなり、1時間以上続くことも増えていきました。痛みの強さも上がっていき、明らかに以前とは違うレベルになっていきました。最後の群発期は6ヶ月続きました。
この頃はあまりにも辛いのでステロイドを服用し発作の数を何とか減らしていました。6ヶ月もステロイドを飲んでいたため副作用で体重は13キロ増加してしまいました。顔はムーンフェイス(満月様顔貌)でパンパンでした。
特にきつかったのは睡眠中の発作です。寝てから1〜2時間後に必ずと言っていいほど発作が出るため、まともに眠れません。元々この頃は就寝中に何度も目覚めることが習慣となっていて、その度に出ていました。一晩で何度も出ているので、寝ること自体が怖くなり、生活リズムは完全に崩れました。
日中の仕事にも本格的に影響が出てましたが、勤務先には群発頭痛のことは伝えていたので、発症した際には休ませてもらえていたので何とか乗り切れていました。しかし集中力が続かず、常に「次いつ来るか」という恐怖と隣り合わせの状態でした。
考え方を変えてみる
ここまでの流れで、
・予防薬が効かなくなる
・対処薬に依存する
・生活の質が落ちる
という状態を経験しました。
この考えはあくまで体感ですが、年々薬を増やしていき、とどめとしてはステロイドが自分の体に合わず、痛みも期間も増大していったように感じていました。
このままではいけないと考え、別の方向から改善できないかを考えるようになりました。
単純に薬を増やすのではなく、「なぜ起きるのか」「どうすれば出なくなるのか」という視点に変わっていきました。
「慢性群発頭痛」かもしれないと医師に言われたこともあり、意地でも早く終わらせたいと思い、これまで以上に必死で探して試しました。
最後の群発頭痛は収束するまで6ヶ月かかりました。
■5ヶ月の間に試したこと
・カイロプラクティック
・鍼灸
・接骨院
・整体院2種
5ヶ月目で見つけたのが頸椎を調整する整体です。
全てそれなりの期間で週に1,2回通ってみて効果が感じられなかったので通院をやめましたが、あくまで私の場合ですので他の施術が効かないと断定するものではありません。薬と同じで結果には必ず個人差が出てきます。
転機
頸椎を調整する整体を受けた時に、他の整体には感じないものがありました。首を直接触るけど全く強くは触らない。他ではほとんど結構強くほぐされていた、または全く触らない施術も経験したので新鮮だったのを覚えています。
5ヶ月目に施術を受け始めて他とは違ういいイメージを持てたので、週に1、2回通いました。
まず頻発していた群発頭痛が半減しました。次に痛む時間が徐々に短くなっていきました。2週間ほど経つと痛みが出そうで出なくなることが増えてきて、だんだん首元の張り感も減っていき半年ぶりに群発期が終わりました。
終わるまでに半年かかり10キロも太ってしまった群発頭痛でしたが、私としては収穫の群発期でした。
結果として、私は頸椎へのアプローチで群発頭痛が出なくなりました。
終わるタイミングでたまたまこの整体に出会っただけかもしれないので、その後もメンテナンスとして通い続け、現在は私も同じ施術を行い、5年ほど群発頭痛を止められています。ここ5年ほど快適に過ごせているのは約20年ぶりになります。
これが最後の群発頭痛となることを祈るばかりです。
長文となりましたが、以上が私の群発頭痛の体験談です。
同じように悩んでいる方は、一度身体の状態を見直すという選択肢もあります。
■群発頭痛を公表している有名人
元EE JUMPでゴマキの弟 千葉県八街市議員 後藤祐樹さん
毎年来る群発頭痛が止められている!

福生市 20代男性 会社員
Q.どんな悩みがありましたか?
学生の頃から続く群発頭痛で社会人になってからも年に1回出て、一度発症すると1ヶ月〜1ヶ月半続き、一回が1,2時間痛み続けるので仕事にも影響が出ていました。
群発頭痛以外は天気で左右される偏頭痛もありました。
Q.今までどんな対処をしてきましたか?
頭痛外来で処方してもらった薬を飲んだり自己注射を打ちましたが副作用が強く続けられませんでした。
Q.当院の施術を受けてどのように変わりましたか?
早く終わらせるために群発頭痛が出ている時期から通い、治まってからは月に一回程度メンテナンスで通っています。
通い始めて1年9ヶ月が過ぎましたが群発頭痛が止まっているのと、偏頭痛もだいぶ楽になりました!
毎年来る群発頭痛の期間が短くなって痛みが半減

八王子市 20代男性 学生
Q.どんな悩みがありましたか?
高校生の頃から続く強烈な頭痛で頭痛外来に行きましたが偏頭痛と診断され、納得できず自分で色々と調べたら群発頭痛の症状がばっちりと合い、群発頭痛の治療法を探していました。年に1回、一度発症すると2ヶ月も続く群発頭痛に薬が効かず悩んでいました。
Q.今までどんな対処をしてきましたか?
群発頭痛が出たら市販の頭痛薬を飲んで治まるのをひたすら耐えていましたが、市販の頭痛薬は効いていなかったことを後で知りました。
Q.当院の施術を受けてどのように変わりましたか?
群発頭痛が出始めてからの通院でしたが、薬を飲むことを止め、施術を受けて3回目には痛みが半減し、発症しない日も出てきました。
群発期間は1ヶ月弱で終わり、スポーツに打ち込むことができました!今は通い始めて定期的に施術を受けて1年過ぎましたが群発頭痛が出ていません!
