妊活中に頭痛が増えて薬が気になるのは、首の緊張と休めない自律神経が原因

頭が痛いけれど、妊活中だから薬を飲んでいいのか迷う。
がまんしているうちに痛みが強くなり、一日がつらいまま終わってしまう。
妊活中に増えやすい頭痛について、体の側から見た理由と、薬との付き合い方、毎日の中でできることをお伝えします。
妊活中の頭痛は、首の緊張と休めない自律神経から始まっています
妊活中に頭痛が増えるのは、気持ちの緊張で首と肩に力が入り続け、自律神経が休むモードに切り替われないからです。
妊活中は、タイミングや結果のこと、通院の予定など、気にかけることが毎日続きます。
体はそのたびに身構え、首と肩に力が入ります。
首と肩の緊張が続くと、頭をしめつけるような重い頭痛が起きやすくなります。
この身構えを受け持っているのが、自律神経の中の交感神経です。
交感神経が働き続けると、筋肉は縮んだまま固まり、頭の血管や神経の周りも休まりません。
「薬を飲んでいいのか」と迷う気持ちも、さらに緊張を強めます。
頭痛が増えたと感じるのは、体の弱さではなく、緊張が抜ける時間が足りていないサインです。
まずは、頭痛が増えた理由を体の側から知っておくことが大切です。
妊活中に頭痛が増える3つの理由
妊活中の頭痛は、続く緊張、浅い眠り、薬をがまんする習慣の3つが重なって増えていきます。
一つめは、続く緊張です。
考えごとをしているとき、人は無意識に奥歯をかみしめ、肩を上げています。
首の後ろとこめかみの筋肉が固まり、頭全体が重くなります。
二つめは、浅い眠りです。
夜も考えごとが止まらないと、眠りが浅くなります。
眠りが浅い日が続くと、朝から頭が重い状態で一日が始まります。
三つめは、薬をがまんする習慣です。
妊活中だからと痛み止めを控え、痛みが強くなるまでがまんしてしまう方もいます。
痛みをがまんしているあいだ、体はさらに身構え、首と肩の緊張が強まります。
この3つが重なり、頭痛の日が増えていきます。
特に、結果を待つ時期や通院が続く週に頭痛が増える方は、この重なりが強く出ています。
頭痛が続く体は、首の付け根が固くなっています
妊活中に頭痛が続く方の体は、首の付け根と、こめかみからあごにかけての筋肉が固くなっています。
首の付け根には、頭を支える首の骨のいちばん上の部分があり、そのまわりを細かい筋肉と神経が通っています。
ここは、頭の重さを一日中支えている場所です。
緊張で首の付け根が固まると、頭の後ろから目の奥にかけて、重い痛みが広がります。
かみしめが続くと、こめかみとあごの筋肉も固まります。
こめかみがずきずきする、夕方になると頭がしめつけられる。
こうした頭痛は、首の付け根とあごの固さが重なって起きています。
頭痛のある日に首の後ろをさわると固く張っている方は、首の緊張が抜けていない状態です。
肩をもんでもすぐに頭痛が戻る方は、首の付け根の固さが残っています。
がまんを続けると、頭痛のない日が減っていきます
頭痛をがまんし続けると、首と肩の緊張が抜ける日がなくなり、頭痛のない日がどんどん減っていきます。
痛みをがまんしながら過ごすと、体はずっと身構えたままです。
首と肩の緊張が積み重なり、少しのきっかけで頭痛が出る体になります。
頭痛の日が増えると、仕事や家事、通院の予定をこなすことも負担になります。
一方で、痛み止めを自己判断で毎日のように飲み続けると、かえって頭痛が増えることもあります。
大切なのは、がまんするか飲むかを一人で決めないことです。
妊活中の薬の使い方は、通院している婦人科や不妊治療の病院の医師、または薬剤師に相談してください。
いつもと違う激しい頭痛や、手足のしびれ、ろれつが回らないときは、すぐに医療機関を受診してください。
頭痛の日を減らすために、毎日の中でできること
頭痛の日を減らすポイントは、薬について医師に相談したうえで、首と肩の緊張を毎日こまめにほどくことです。
まず、次の通院のときに「頭痛が出たときに飲んでいい薬」を医師に確かめておいてください。
飲んでいいものがわかっているだけで、がまんする緊張が減ります。
次に、一日に何度か、奥歯を離して、口をぽかんと少し開けてください。
かみしめがほどけ、こめかみとあごの力が抜けます。
首の後ろを蒸しタオルで温め、息を長く吐く時間もつくってください。
それでも首の付け根の固さが抜けない方は、固さそのものが戻りにくくなっています。
当院では、首の骨の並びとまわりの筋肉、神経の通り道に目を向けた頚椎調整で、固まった首の付け根をほどき、体が休める状態をつくるお手伝いをしています。
自律神経と体の関係は、こちらの記事一覧もあわせてお読みください。
https://freebera-tachikawa.com/category/autonomous-nerve/


