夏休み明けに起きられない。新学期の不調は気持ちの問題ではありません | 頭痛 自律神経専門 フリーベラ立川整体院

夏休み明けに起きられない。新学期の不調は気持ちの問題ではありません

夏休み明けに起きられない子供の不調を表すイラスト。カレンダーとランドセル、ベッドでつらそうにしている子供が描かれている。

夏休みが終わり、新学期が始まりました。ところが朝どうしても起きられない、体がだるいと訴えるお子さんがいます。休み中は元気だったのに、学校が始まった途端に動けなくなる。学校に行きたくないだけではないかと感じてしまう方もいます。ただ、この状態には体の側の理由があります。

夏休み明けに不調が出る理由

長期休みの後に不調が出るのは、生活リズムが変わったことが原因です。

普段の生活では、起きる時間も寝る時間もある程度決まっています。この繰り返しによって、体は活動する時間と休む時間のパターンを覚えています。ところが夏休みに入ると、このパターンが一度リセットされます。

夜更かしをして朝はゆっくり寝る。昼寝をする。食事の時間がずれる。どれも休み中には自然なことですが、体にとっては新しいリズムを覚え直す作業になります。一か月以上続けば、体は完全にそちらへ合わせます。

そして新学期が始まり、また元の時間に戻される。体からすれば、短期間に二回もリズムを変えられたことになります。この切り替えについていけない状態が、夏休み明けの不調として出てきます。

さらに新学期には環境の変化も加わります。クラスの雰囲気、行事の準備、テストへの緊張。心身の負担が同時にかかる時期です。

午後になると元気になる理由

朝は起きられないのに、午後になると元気になる。ここが最も誤解されやすい点です。

夕方には普通に話している姿を見て、周囲は「朝だけ怠けている」と受け取ります。学校からもそう見られることがあります。そして本人も自分の状態を説明できないため、自分が悪いのだと思い込んでいきます。

しかし、これは体の反応として説明がつきます。

人が横になった状態から起き上がるとき、体は血圧を素早く調整して脳に血液を送ります。この切り替えを担っているのが自律神経です。ここがうまく働かないと、朝の立ち上がりで脳への血流が追いつきません。その結果、だるさ、立ちくらみ、頭痛といった症状が出ます。

時間が経つにつれて体が起きてくるため、午後には調子が戻ります。つまり午後に元気になるのは、怠けている証拠ではなく、朝の切り替えがうまくいっていない証拠だということです。

自律神経は意思で動かせない

ここが理解の要になります。

自律神経には、活動するときに働く神経と、休むときに働く神経があります。朝になれば活動の側が優位になり、体温と血圧が上がって目が覚める。夜になれば休息の側が優位になり、体温が下がって眠くなる。この切り替えは自動で行われています。

問題は、この切り替えが自分の意思では動かせないことです。早く寝ようと思っても眠くならない。起きようと思っても体が

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