急に冷え込んだ日に頭が重くだるいのは、首の縮こまりと自律神経の急ブレーキが原因

昨日は半袖で汗をかいていたのに、今日は上着がほしいほど肌寒い。
そんな日に限って、朝は起きられず、頭は締めつけられ、夕方にはどっと疲れる。
急な冷え込みで頭の重さやだるさを感じている方へ、その理由と過ごし方をお伝えします。
急に冷え込んだ日の不調は体が熱を守る側へ一気に切り替えた反動です
急に冷え込んだ日に頭が重くだるくなるのは、体が熱を守る側へ一気に切り替えた反動です。
寒くなったことそのものより、切り替えの急さが体の負担になっています。
体は、気温に合わせて熱の扱い方を変えています。
暑い日は熱を外へ逃がし、寒い日は熱を内側に閉じこめます。
この切り替えを受け持っているのが自律神経です。
数日かけて少しずつ涼しくなれば、自律神経は無理なく切り替えられます。
ところが、前の日より8℃も下がると、一晩で真逆の仕事に入れ替えなければいけません。
自律神経は急ブレーキを踏んだ状態になり、そのしわ寄せが頭の重さやだるさとして出てきます。
冷え込んだ日の不調は、気のせいでも体力不足でもなく、体が寒さに備えようとしている証拠です。
熱を逃がす体から熱を守る体へ一晩で入れ替えることが負担になります
負担の正体は、熱を逃がす体から熱を守る体への、一晩での入れ替えです。
暑い日の体は、皮膚の近くの血管を広げ、汗を出して熱を外へ逃がしています。
冷え込んだ日の体は反対に、皮膚の近くの血管を縮め、熱が外へ出ないようにします。
同時に筋肉を縮めて、体の内側で熱を作り出そうとします。
この二つを一晩で入れ替えるために、自律神経は体を緊張させる側へ大きく振れます。
緊張する側に振れたままだと、体は休んでいるときも力が抜けません。
一晩寝ても疲れがとれず、朝から体が重く感じるのはこのためです。
さらにこの時期は、日中は暑く、朝晩や雨の日は冷えるという日が続きます。
切り替えの回数が増えるほど、自律神経の疲れは積み重なっていきます。
冷え込んだ日は首の付け根と背中の上が縮こまっています
施術でお体に触れると、冷え込んだ日に来られる方は、首の付け根と背中の上が縮こまっています。
首の後ろの筋肉が固く縮み、背中が丸まって、頭が前に出た姿勢になっています。
寒いと、人は無意識に体を小さくして熱を守ろうとします。
この姿勢が一日続くと、首の付け根の筋肉は縮んだまま固まります。
首の付け根のすぐ下には、頭を支える首の骨の上の部分があります。
筋肉の縮みが続くと、この骨の並びがわずかに崩れ、頭の後ろから横にかけて引っぱられるような重さが出ます。
また首には、体の切り替えを受け持つ神経の通り道もあります。
ここが縮こまったままだと、体は緊張をゆるめる合図を受け取れません。
冷え込んだ日に頭が締めつけられるとおっしゃる方の首は、この状態になっています。
縮こまりを残したまま冬に入ると寒い日のたびに頭痛とだるさが出ます
縮こまりを残したまま冬に入ると、寒い日のたびに頭痛とだるさが出るようになります。
冷え込みのたびに首の付け根が固まり、元に戻りきらないまま次の冷え込みを迎えるからです。
10月から11月は、暖かい日と寒い日が入れ替わりながら、少しずつ冬に向かいます。
そのたびに体は熱を守る側への切り替えを繰り返し、首の固さは少しずつ積み重なっていきます。
固さが積み重なると、頭の重さは締めつけるような頭痛に変わり、だるさは朝の起きにくさや寝つきの悪さへと広がります。
冬になると毎年調子を崩す方は、秋の冷え込みの日の縮こまりをそのままにしています。
なお、突然の激しい頭痛や、手足のしびれ、ろれつが回らないといった症状をともなう場合は、すぐに医療機関を受診してください。
首の後ろを冷やさず縮こまった体を内側から広げていきます
急な冷え込みの日の過ごし方の基本は、首の後ろを冷やさず、縮こまった体を内側から広げることです。
まずは、首の後ろを守ります。
半袖のころの首元のまま外へ出ず、薄いストールやハイネックの服で首の後ろを覆ってください。
首の後ろが温まると、体は熱を守るために縮こまる必要がなくなります。
次に、縮こまった胸と背中を広げます。
両手を背中の後ろで組み、胸を開いたまま、ゆっくり3回深呼吸してください。
丸まっていた背中が伸びると、首の付け根にかかっていた力が抜けやすくなります。
それでも頭の重さやだるさが続く方は、首の骨の並びと付け根の固さそのものが戻りにくくなっています。
当院では、首の骨の並びとまわりの筋肉、神経の通り道に目を向けた頚椎調整で、縮こまった首をほどいていきます。
冷え込むたびに体調を崩す方は、本格的な冬が来る前にご相談ください。
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https://freebera-tachikawa.com/category/autonomous-nerve/


