・もともと月数回の偏頭痛があり、市販の鎮痛剤(イブ・ロキソニンS)を服用していた。
・仕事が忙しくなるにつれ「痛くなる前に飲んでおく」習慣がつき、気づけばほぼ毎日服用するようになっていた。
・最近は薬を飲んでも4〜5時間で頭痛が戻るようになり、以前より頭痛の頻度が増えていた。
・頭痛外来を受診し「薬物乱用頭痛」と診断。薬を減らすよう指導されたが、減らすと頭痛がひどくなるため実行できずにいた。
・「薬を減らしたいが、減らすと仕事にならない」という葛藤を抱えて来院。
・常に頭が重い状態が続いており、集中力の低下も感じていた。
■初回施術(検査込み)
・首〜後頭部の強い筋緊張と慢性的な血行不良を確認。
・長期的な薬物乱用により頭痛の閾値が下がっている状態と説明。
・施術後「頭の重さが少し取れた感じがする」と話される。
・薬を一気にやめるのではなく、段階的に減らす方針を共有。
・週2回の通院から始めて週1回に減らしていく通院で治療計画。
■施術2〜5回目(週2回ペース)
・施術翌日は頭が軽い状態が続くようになってきた。
・薬の服用を「痛くなってから飲む」に切り替え始めた。
・「飲まない日が週に2日出てきた」と報告。
■施術6〜9回目(週1回ペース)
・薬を飲まない日が週の半分以上に増加。
・頭痛の強度自体も以前より弱くなってきた。
・「朝起きた時の頭の重さがなくなってきた」と話される。
■施術10〜12回目(週1回ペース)
・薬の服用が月数回レベルまで減少。
・頭痛のない日が続くようになった。
・メンテナンスへ移行。
■〜現在
・市販薬を常備しなくなった。
・「頭痛のことを考えない日が増えた」と話してくれている。
・仕事中の集中力が戻ってきたと実感している。
薬物乱用頭痛は、痛みを薬で抑えるほど頭痛の閾値が下がり、さらに薬が必要になるという悪循環が特徴。薬を減らしながら身体の緊張を取り除くアプローチが改善につながった事例。
「薬をやめたら仕事にならない」という恐怖感が薬物乱用頭痛の改善を妨げる大きな壁になる。施術で身体の状態を整えながら段階的に薬を減らすことで、その壁を乗り越えられた。
週2回スタートで約3ヶ月・トータル12回ほどで薬に頼らない状態まで改善できた事例。長期間の服用歴があっても、身体の緊張を取り除くことで改善できるケースは多い。
症状が安定してからも月1回のメンテナンスで頭痛が出にくい状態を維持している。