・中学3年生後半頃から朝起きられない状態が増え、高校入学後さらに悪化。
・起床時に強い頭痛とめまい、吐き気があり、午前中は動けない日が続いていた。
・病院で起立性調節障害と診断され、生活指導と薬を使用していた。
・特に朝の立ち上がり時にフラフラしやすく、「頭が締め付けられる感じがする」と訴えていた。
・午後になると少し動けるが、夕方には比較的元気になる状態。
・学校を遅刻・欠席する日が増え、親御さんもかなり不安を感じていた。
・本人も「このまま通えなくなるかもしれない」と精神的負担が強くなっていた。
・スマホ使用時間や睡眠リズムの乱れもあり、生活全体が不安定になっていた。
■初回施術(検査込み)
・首〜後頭部の筋緊張と猫背姿勢を確認。
・自律神経負荷が強く、呼吸も浅い状態だった。
・長時間のスマホ姿勢により首への負担も大きかった。
・施術後「少し頭が軽い」と話される。
・起立性調節障害は生活リズムや食生活も重要であることを親御さんへ説明。
■施術2〜5回目(週2回ペース)
・最初は朝の不調に波があった。
・特に気圧変化や睡眠不足の日は悪化しやすかった。
・ただ以前より午前中の回復が少し早くなる。
・「頭痛薬を飲む回数が減った」と報告あり。
・睡眠時間とスマホ使用時間の調整も開始。
■施術6〜10回目(週1回ペース)
・朝の頭痛と立ちくらみが徐々に軽減。
・遅刻回数が減り、午前から登校できる日が増加。
・「授業を最後まで受けられる日が増えた」と本人から報告。
■施術11〜14回目(週1回ペース)
・頭痛頻度が大幅改善。
・疲労回復感も以前より出やすくなる。
・セルフケアと生活リズム調整を継続。
■〜現在
・学校を休む日はほぼなくなった。
・朝の不安感も軽減。
・親御さんからも「表情が明るくなった」と報告あり。
起立性調節障害は、頭痛・めまい・倦怠感など複数の不調を伴いやすく、自律神経負荷や生活リズムの乱れが重なることで悪化しやすい。
身体の緊張だけでなく、睡眠・スマホ習慣・生活リズムを同時に整えたことが改善につながった事例。
朝はつらく午後あたりから元気になってくるのは起立性調節障害の典型例。
受験によるストレスがきっかけとも考えられるので、受験中でも症状があればケアをしていった方が早期回復につながる。
起立性調節障害は長期戦になるイメージが強いが、この事例では約3〜4ヶ月で午前から登校できる状態まで改善できた。症状が安定した段階で通院終了とし、その後は生活習慣の管理とセルフケアで維持できている。