秋にめまいが増える理由|ふわふわ・立ちくらみと自律神経の関係を立川の整体院が解説

立ち上がった瞬間にふわっとする。歩いていると地面が柔らかく感じる。耳鳴りはないのに頭の中が揺れている。こうしためまいの相談は、秋に入ると一気に増えます。原因は耳ではなく、自律神経による血流調整の乱れです。秋に増える仕組みと対処を現場の視点で解説します。
秋のめまいは耳ではなく自律神経が原因
めまいには大きく二つの種類があります。一つは耳の奥にある平衡感覚の器官が原因で、天井が回るような回転性のめまいです。もう一つは自律神経が原因で、ふわふわと浮くような、立ちくらみのようなめまいです。
秋に増えるのは後者です。自律神経は血管の太さと血圧を無意識に調整し、脳に届く血流を一定に保っています。この調整が遅れると、立ち上がった瞬間や姿勢を変えた瞬間に脳の血流が一時的に不足し、ふわっとする感覚が出ます。回転しない、耳鳴りがない、姿勢で変わる。この三つが揃えば自律神経型です。
台風・寒暖差・長雨が血流調整を狂わせる
秋は台風による気圧の急変、朝晩と日中の寒暖差、長雨の湿気、短くなる日照が同時に来ます。自律神経はこの全部に合わせて血管を縮めたり広げたりしています。気圧が下がれば血管は広がり、朝の冷え込みで縮み、日中の暑さでまた広がります。
一日のうちに血管が何度も太さを変えると、血圧の調整が追いつかなくなります。姿勢を変えた瞬間に必要な血圧の立ち上がりが遅れ、脳への血流が一瞬途切れます。雨の前の日や朝晩の冷え込む日にめまいが強くなるのは、この調整の遅れが重なるためです。
日照が減ると切り替えが遅れてめまいが長引く
秋分を過ぎると夜が昼より長くなり、日照が減ります。自律神経は朝の光を合図に昼のモードへ切り替わり、血圧を上げて体を動かす準備をします。光が少ないとこの切り替えが遅れ、朝の血圧が上がりきらないまま一日が始まります。
朝の立ちくらみが秋に増えるのはこのためです。昼のモードに入りきらない体は、午前中ずっとふわふわが続きます。日照の減少は気分の落ち込みだけでなく、血流の立ち上がりにも影響しています。
放置すると頭痛とセットで固定する
自律神経型のめまいは、それ自体が危険な病気ではありません。ただし放置すると、脳の血流が不安定な状態が続き、頭の重さや頭痛が同時に出るようになります。当院で見ていると、10月以降に頭痛とめまいを同時に訴える方の多くが、9月にふわふわを放置していた方です。
回転するめまい、手足のしびれ、ろれつが回らない、激しい頭痛を伴う場合は、自律神経とは別の原因の可能性があるため、先に医療機関で確認してください。それ以外のふわふわ型は、自律神経の切り替えが戻れば落ち着きます。
立ち上がる前に血流を先に動かす
自分でできる対処は、立ち上がる前に座ったまま足首を上下に動かすことです。ふくらはぎの筋肉が動くと血液が心臓へ戻り、立った瞬間の血圧の立ち上がりが早くなります。朝起きるときは、いきなり起き上がらず、一度座ってから立つだけでも違います。
もう一つは朝の光です。起きたらカーテンを開けて外の光を浴びることで、自律神経の昼モードへの切り替えが進み、朝の血圧が上がりやすくなります。それでもふわふわが続く場合は、自律神経の切り替えが自力では戻らない段階です。
フリーベラ立川整体院では、頭痛と自律神経の不調を専門に、自律神経の切り替えを整える施術を行っています。秋に入ってからめまいが続いている方は、まずはお気軽にご連絡ください。


